1982/7/5 爆破予告
2005年 07月 22日
甲斐バンドのコンサートで当時こんな事件があったのをご存知ですか?
機関紙「BEATNIK」を読んでいた人はご存知ですよね。
大阪の新聞(アタタカイハート:うめ吉さん)には小さくだけど出たから、関西のファンもご存知でしょう。
甲斐バンドがコンサート中の堺市民会館に「爆破する」という若い男の電話があった。
外にはパトカーやヘルメットの機動隊もいた。
調べた結果会場の周りには不審なものはなかった。
次は会場を探したい・・・・コンサート中の会場を。
そんなときは灯りをつけたほうがいいと照明さん。
ちょうどトークの時で、甲斐にこのことを伝える。
甲斐は落ち着いた声で「爆弾を仕掛けたと電話があった」と会場に知らせた。
「異物があったら手をあげろ」と言ったら、冗談で手をあげる奴がいっぱいいたそうだ。
いっしょに死のうぜ
という声もあったって。
けっきょくは何もなく、イタズラだったようだ。
当時、機関紙「BEATNIK:Vol.10」(SEP・1982)は読んだはずだ。
うろ覚えな記憶がかすかにある・・・・すっかり忘れていた。
私ならどうした・・・・?
「いっしょに死のうぜ」とは言えないなぁ。
爆弾は爆発せず、ステージは無事に終了した。
甲斐の口から「爆弾を仕掛けた・・・・」と告げた瞬間からパニックになっても可笑しくない。
それを最後までやり遂げる。
警察は「中止しろ」と言った。だがスタッフも甲斐バンドも続けてしまった。
花園の暴動を仕切った時も大したもんだと思ったが、この爆弾騒ぎを冷静に収めたのもスゴイ!
甲斐よしひろの裁きも見事だが、冷静に判断し行動するいいスタッフにも恵まれている。
まだ20代の若造、立派です。
こんな甲斐バンドをずっと応援してきてよかった。
by pako_k
| 2005-07-22 06:02
| love甲斐